既に約 40頭の猫のTNR (去勢、避妊)を終了しましたがまだ相当数います。

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熊本空港の滑走路の益城町側、 滑走路にはフェンスがあり、 フェンスに沿って道があり、
そのバックヤードには木々、草むらが広がっています。
そこにいくつかのグループに分かれ野良猫がいました。当初は、その数は多くなかったと聞いています。
滑走路沿いの道には、飛行機をみたり、語らったりする人たちがきて、車止めている風景があります。

その人たちの一部、おそらく動物にやさしい人たちが、猫たちを見て、かわいそうだと思い、猫のえさを持ってくるようになりました。
また、雨に濡れたらかわいそうだと、 犬小屋みたいな猫小屋もいくつか持ってくるようになりました。
また、水を飲ましてあげたいと、水の入れ物もいくつか持ってきました。
野良猫が、餌を求めて集まるようになりました。
やせ細った猫たちも餌のおかげで栄養が良くなり、繁殖の量が増えるようになり、たちまち数が増えました。
さくらねうねうの経験豊かなスタッフの見立てでは、いくつかのグループに分かれて全部で 60~70頭ぐらいいると判断しました。
野良猫は、餌をめぐってすぐ争いを起こします。なわばりをめぐっての争いもあるようです。
争いの結果、フェンスを飛び越え、空港の滑走路に野良猫が入るのも心配です。
さくらねうねうでは、10月~11月にかけて、そのような事態にならないようにできるだけ捕獲し、竜之介動物病院で去勢、避妊手術を受け、麻酔が覚めてから、現地に放ちました。約40頭になります。
一部のやさしい人たちに言いたいのは、「無責任な餌やりはやめてください」と、 爆発的に数が増え、その場所が、野良猫の修羅場になることに責任が持てますか、 と。
猫好きで、どうしても餌をやりたいなら、猫の譲渡会などに行き、家の中で猫を飼い餌をやってください、と。